地域経済の活性化と地方創生目指し 9月に大阪で「資源循環自治体フォーラム」を開催 3R・資源循環推進フォーラム・第21回理事会・総会
3R・資源循環推進フォーラムは16日、ビジョンセンター東京虎ノ門で第21回理事会・総会をオンラインとのハイブリッドで開催し、令和6年度の事業報告や今年度の計画などについて説明した。
冒頭のあいさつで細田衛士会長は「昨年はこれまでの『3R活動推進フォーラム』から『3R・資源循環推進フォーラム』へと名称を変更し、新たなフォーラムとして市民や事業者、行政、研究機関が一体となったプラットフォーム機能を強化し、関係府庁や会員との連携を強化し幅広いステークホルダーが相互連携できることなどを目指して取り組んだ」と振りかえった。
今年の新たな取り組みに関しては、昨年12月の「第2回循環経済に関する関係閣僚会議」で循環経済への移行加速化パッケージが決定され、「資源循環自治体フォーラム」の創設が明記されたことをふまえ、昨年まで開催していた『3R推進全国大会』に代わり、9月12日に大阪市で全国大会の位置づけで『第1回資源循環自治体フォーラム』を開催する。

それについて細田会長は、「自治体・企業・スタートアップなどのマッチングを実施し、新規ビジネスの創出支援や、地域の課題解決、地域経済の活性化、そして地方創生につなげる」と指針を示した。
「資源循環自治体フォーラム」は、廃棄物などから付加価値を生み出す地域の資源循環基盤の強化に向け、全都道府県・市町村からなる「資源循環自治体フォーラム」を活用した先進事例を共有し、地域の課題解決と地域経済の活性化と地方創生などを目指す。
今年は、9月12日に大阪市の府立男女共同参画・青少年センターで全国版を、地方版として全国6か所でフォーラムを開催する。