ミライト・ワン、26年3月期は大幅な増収増益 足し算から掛け算の連結経営でグループシナジー加速
通信インフラ大手のミライト・ワンが12日に発表した2026年3月期の連結業績は、 受注高が 前年比4.7%増の6587億1800万円、 売上高が同4.1%増の 6023億7700万円 、 営業利益が同22.4%増の342億6700万円、 経常利益 が同32.9%増の365億1700万円、当期純利益が同35.5%増の232億8200万円の増収増益となった。
26年度末を最終年度とする5カ年の第5次中期経営計画4年目となる今期は、事業成長を支える人財成長戦略 の推進とリスクマネジメントなど経営基盤の継続的な強化や、データセンター関連事業の拡大、西武建設、国際航業との三位一体の事業シナジーの推進などで売上高の拡大を図った。
また、これまで進めてきたM&Aなどで事業拡大を図る「足し算」の経営から、各社・各カンパニーの事業間でのシナジーを生み出す「掛け算」の連結経営を加速。顧客志向へのシフトによる顧客価値の拡大や、新規顧客開拓や急拡大するコンテナ型データセンタービジネスに取り組み、4月にデータセンター事業本部を設置した。
26年度末の通期連結売上計画としては、受注高が前期比9.3%増の7200億円、売上高が同比9.6%増の6600億円、営業利益が同比16.7%増の400億円、当期純利益が同比9.5%増の255億円を見込む。
「掛け算」の連結経営の推進に向け、7月にイノベーションセンターを創設。グループ各社のトレンド分析や技術開発を集約し、次世代ビジネスの創出と現場力の強化と生産性の向上を図る。
同グループは、ミライト・ワン、TTK、ソルコム、四国通建が環境・社会イノベーション事業やICTソリューション事業と通信インフラ事業を、ラントロビジョン、ミライト・ワン・システムズがICTソリューシ ョン事業を、西武建設、国際航業が環境・社会イノベーション事業を行っている。また成長分野を「みらいドメイン」とし、「街づくり・里づくり/企業DX・GX」「グリーン エネルギー事業」「ソフトウェア事業」「グローバル事業」の拡大にグループのリソースを結集して成長の加速を進めている。
そのための事業ビジョンとして『MIRAIT ONE Group Vision 2030』および、2026年度末を最終年度とする5カ年の第5次中期経営計画を推進している。