ジャパン・エネルギー・サミット2025開幕 多様なエネルギー源の活用を推進
アジア最大規模のエネルギー国際会議「ジャパン・エネルギー・サミット2025」は18日、東京ビッグサイトで開幕した。

サミットの意義について、主催するdmg:: events(ディーエムジー・イベンツ)のクリストファー・ハドソン社長は、「単なるイベントではなく『国境を越えたコミュニティだ』」と強調した。
基調講演で、経済産業省エネルギー・資源局エネルギー・資源政策室長の村瀬良文氏は、「エネルギー需要が増す中、脱炭素との両立を図るためにはイノベーションが鍵だ」とし、「そのためには投資の拡大が必要だ。さまざまなパートナーと連携し、緊密な関係を構築することが重要だ」と述べた。
また、東京ガスの笹山社長は「今年の10月に創立140周年を迎え、『Beyond/越えていく』というビジョンを掲げている」とし、「エネルギー安全保障と脱炭素という業界全体の課題の解決に向け、未来志向の新たな価値創造を目指す」と指針を示した。
同サミットは20日まで開催。ホストスポンサーは東京ガスとJERAが務め、約6000名の来場を見込む。