社会・インフラ 〝ゆるやかなつながり〟がより強靱 北陸先端科技大 内輪の団結の脆弱性解明
北陸先端科学技術大学院大学の林幸雄教授らの研究グループは16日、人々の社会やインフラなどネットワーク構造を持つ繋がりについて、内輪で強く団結したモジュール(組み合わせ)構造を持つと全体の結合の丈夫さが損なわれる普遍特性を発見したと発表した。一般的に「団結は強み」だと思われがちなのに対し、過度な内輪の結束がむしろ全体の弱点になることを科学的に示した。結果を受け災害や攻撃に強い社会・インフラを実現するには「強い内輪よりもゆるやかなつながり」が重要であると示唆した。

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