秋田県検討委 酸素欠乏 新たなリスク 圧送管特有の安全管理対策を 男鹿の下水道管路事故受け提言

秋田県男鹿市で今年3月7日に発生した下水道管路補修工事での死亡事故を受け、再発防止策について議論してきた有識者検討委員会は14日、「安全な下水道管路作業のために~酸素欠乏・硫化水素中毒事故を二度と起こさない~」と題した提言をまとめ、秋田県に手交した。提言は、事故が起きた圧送管路内では硫化水素中毒だけでなく酸素欠乏も含めた新たな危険性を認識すべきとし、圧送管路内での特有のリスクを想定した作業時の安全管理対策の徹底を強調した。

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