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幹線の老朽化対策・水質改善を図る―千代田幹線整備事業― 代替幹線を活用した都心部の再構築 東京都 菅野 建城

長距離・大深度の難工事が完了
東京都 下水道局 建設部 設計調整課長 菅野 建城

はじめに

東京の区部では1884(明治17)年に神田下水の建設を開始して以降、現在に至るまでに約1万6200キロメートルにも及ぶ延長の下水道管を整備してきました。多くの下水道管は、高度経済成長期以降に整備しており、今後20年間で法定耐用年数(50年)を超えた下水道管が約69%に急増します。そのため、東京都下水道局では、老朽化対策と併せて雨水排除能力の増強や耐震性の向上などを図る再構築を計画的に進めています。

幹線の老朽化対策・水質改善を図る―千代田幹線整備事業― 代替幹線を活用した都心部の再構築 長距離・大深度の難工事が完了 東京都 下水道局 建設部 設計調整課長 菅野 建城_図1 代替幹線を活用した再構築のイメージ
図1 代替幹線を活用した再構築のイメージ

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