特別寄稿『気候の非常事態を宣言し、動員せよ』 山本良一・東京大学名誉教授
近年、地球温暖化が急速に進行し、極端な気象が世界を襲うなど、現在の気候は「非常事態」にあると考えられている。本稿は、筆者の視点から気候と自然の非常事態に関する最近の動向をまとめたもの。国内外の「気候非常事態宣言」運動や「世界の科学者による警告」運動の展開、第2次トランプ米政権の反科学的政策、英国で開催された「国家緊急ブリーフィング」、国際司法裁判所による気候正義の推進など関連の主な動向を詳細に解説している(文章の表記は原文通り)。