溶媒抽出が導くPFAS問題の「根本治療」(上) エマルションフロー「〝セーフティPFAS〟活用の社会構造維持と徹底管理は両立する」
原子力科学から生まれた「溶媒抽出技術」の開発・実装を進めるエマルションフローテクノロジーズ(茨城県東海村)。世界で汚染が問題となり全廃を含めた規制拡大も叫ばれる有機フッ素化合物(PFAS)の対策にも有効性が認められつつある。鈴木裕士社長は多くの化学物質の総称であるPFASについて、リスクが認められていないいわば〝セーフティPFAS〟の活用を織り込んで社会システムを維持するよう訴える。「製造業には現時点で無害とされる多くのPFASが使われるし、使用や廃棄、処分後の管理といったあらゆる過程でPFASは出る。全廃に要する社会的コストや人々の生活、産業に不可欠な利用(エッセンシャルユース)であることを考えるなら、何もかもを廃止するという考え方は 現実的ではない」。鍵になるのはあらゆるプロセスに自在に組み込め、PFAS管理を高度化する溶媒抽出技術。工程次第で効率的に処分できるし、希少物質のリサイクルにも向く。自社の技術に全幅の信頼を置く同社が現代社会の維持とPFAS管理を両立させる。
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