衛星・空撮AIで建物リスク評価 災害と空き家増受け開発 三井住友海上とジオエックス 

三井住友海上火災保険は1日、イスラエルのスタートアップ企業のGeoX GIS Innovations LTD.(ジオエックス)と協力し、衛星・空撮画像等のAI分析により建物リスクを可視化する仕組みを構築したと発表した。自然災害の多発・激甚化、物価上昇による建築費の高騰、人口減少に伴う空き家の増加、それらを背景とする火災保険料の上昇など、日本の住宅を取り巻く環境が多くの課題に直面している中、住宅被害の未然防止と持続的な火災保険の提供を実現する。来年4月までの期間、北海道で、火災保険の満期時に、診断結果を「建物管理状況レポート」にまとめ、保険代理店を通じて顧客に事故防止・被害軽減策を提案するトライアルを実施する。

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