動静脈連携による廃プラリサイクル最前線(7) 欧州・中国が挑む再生プラスチック市場の高度化
トレーサビリティでグリーンウォッシュ排除の仕組みを
欧州では、昨年12月12日にELV(使用済自動車)規則案についてEU理事会と欧州議会が暫定合意に達した。ELV規則案とPPWR(包装・包装廃棄物規則)を2本柱として、再生プラスチック利用の制度化が着実に進んでいる。一方で現状の市場環境を鑑みると、欧州域内で高品質材を生産する事業者ほど不利になりやすい市場構造にある。バージン材との価格競争にさらされるだけでなく、偽装再生材の問題も指摘されている。「再生材」というラベル自体にプレミアムが付く一方、ペレットの外観だけではバージン材か再生材かを識別できないため、自己申告ベースの証明や欧州域外認証が抜け穴となり、実際にはバージン材が「リサイクル品」として流通し、ダンピングを引き起こしている。
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