気候変動で高齢者の健康リスク増 「ゾンビ微生物」、有毒化学物質の再活性化も UNEP環境レポート

国連環境計画(UNEP)は10日、新たな環境問題への注意を喚起する「フロンティアレポート」の第7版を公表し、気候変動が高齢者の健康リスクを増加させているなど複数の観点について警告を発した。猛暑が多くの国を襲い「ニューノーマル(新しい常態)」となる中、熱波や洪水などの自然災害が続いている。氷河が融解することで古代の病原体などのいわゆる「ゾンビ微生物」が再活性化し、危険な化学物質が洪水により放出される可能性があると訴えた。

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