ビール生産の気候変動適応 ホップ苗に高温・乾燥耐性 キリンが技術開発

キリンホールディングスの飲料未来研究所とキリン中央研究所は12日、地球温暖化による猛暑や干ばつが原因でホップの収量と品質が低下するとされる問題に対し、気候変動適応の技術を開発したと発表した。液体培地でホップ苗を大量に増やす工程について25℃の環境下で6週間育てる熱処理を行うことで、ホップに高温・乾燥の耐性を後天的に付与する。

ビール生産の気候変動適応 ホップ苗に高温・乾燥耐性 キリンが技術開発_未処理苗(左)と熱処理苗(右)(品種「ザーツ」岩手県江刺市)

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