「防衛国債」発行へ「GX債」決定が〝火に油〟 共に償還は先送り、財源は「CP」と「PP」
脱炭素社会の実現を目指す政府のGX(グリーントランスフォーメーション)実行会議が11月29日、20兆円規模の「GX経済移行債(仮称)」の償還を10年間先送りしたことが、GDP比2%への増額への財源として「防衛国債(仮称)」の発行を求める自民党内の大合唱の〝火に油〟を注いでいる。防衛国債を「平和移行債」に改め、償還財源を「カーボンプライシング(CP)」を参考に「ピースプライシング(PP)」にすることも一案だ。(小峰純)
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