「下水道管更生技術施工展2022長崎」開催に寄せて 長崎県知事 大石賢吾

「下水道管更生技術施工展2022長崎」が、ここ長崎の地で開催されますことを心からお喜び申し上げます。

本県の公共下水道事業は、1949年に佐世保市が着手したことを始めとして、県内21市町のうち16市町において事業に取り組んでおります。また、本県では諫早市、大村市にまたがる流域において、大村湾南部流域下水道事業を実施しております。

その結果、本県の2021年度末の汚水処理人口普及率は83・2%、下水道普及率は64・0%であり、下水道未普及地域の解消や浄化槽の整備促進により、引き続き、公衆衛生の向上や公共用水域の水質保全を図ってまいります。

また、県内の汚水管渠の総延長は約4400㌔メートルあり、老朽化した施設の更新時期を迎えており、併せて、耐震化についても進めていく必要があります。

このような中、最新の下水道管更生工法、関連技術・製品を展示・実演する本施工展は大変有意義であり、今後の下水道管更生技術につながるものと期待しております。

結びに、公益社団法人日本下水道管路管理業協会の益々のご発展と、関係者並びにご来場の皆様のご健勝とご活躍を祈念し、お祝いの挨拶といたします。

長崎県知事 大石賢吾
長崎県知事 大石賢吾