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林業等グリーン成長対策 34%増の155億円計上

農林水産省の23年度予算の概算要求によると、主な環境関連では、森林・林業・木材産業グリーン成長総合対策に前年度比34%増の155億円を計上。国産材供給体制の強化を図る加工流通施設の整備や高性能林業機械の導入、路網整備、担い手の確保・育成、直交集成板(CLT)等の木材利用の促進による国産材の需要拡大を図る。

また、環境負荷低減に資する「みどりの食料システム戦略」の実現に向け、同戦略実現技術開発・実証事業に80億円を計上。化学農薬・肥料の使用量低減と高い生産性を両立する新品種・技術を開発する。

さらに、食品ロス削減・プラスチック資源循環の推進に2億円を計上。民間事業者などが行う食品ロス削減等に係る新規課題等の解決に必要な経費を支援する。

そのほか、食品産業での環境配慮設計に関する情報収集や周知活動をはじめ、農畜産業における廃プラスチックの排出抑制と循環利用の推進、リサイクル事業者等とのマッチング、プラスチックを使用した被覆肥料に関する調査等の取り組みを支援する。