極端な気象事象の評価を迅速化 人為影響、結果を数日中に分析 東大と気象研究所
東京大学大気海洋研究所の高橋千陽特任助教と今田由紀子准教授は10日、気象庁気象研究所の川瀬宏明室長、京都大学防災研究所の田中智大准教授と共同で、極端現象の発生確率に対する自然変動と人間活動の影響を迅速に評価する新たな統計的手法を開発したと発表した。「イベント・アトリビューション(EA)」と呼ぶ手法を改良し、極端な気象現象の発生について自然変動と人間による気候変動の影響を分離・定量化する。極端な事象が発生した後、数日程度でEAの結果を提示でき従来法よりも格段に縮めた。
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