環境省25年度補正予算案、200億円増の4875億円 過去最大のクマ対策、緊急「交付決定前着手」 LiB火災防止に新規事業も
政府は11月28日、2025年度補正予算案を閣議決定した。一般会計の歳出に21日に決定した経済対策分の17兆7028億円を含め総額18兆3034億円を計上。内訳にクマ対策総合パッケージの129億円など「生活の安全保障・物価高への対応」に8兆9041億円、国土強靱化関連1兆5500億円と併せた「危機管理投資・成長投資による強い経済の実現」に6兆4330億円などを並べた。環境省分は、「必要施策を実行できるよう」(同省)昨年度補正予算に比べ約200億円増額の4875億円。史上最多の人身被害となったクマ対策で過去最大となる34億円を付け、指定管理鳥獣対策全体で55億円を計上。廃棄物に混入して各地の施設で火災を頻発させているリチウムイオン電池(LiB)対策は「火災防止設備導入促進事業」を新たに事業化し、計13億円を充てた。
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