廃棄されるプラスチック梱包材　土のう袋に再生利用　鹿島建設、萩原工業、Ｊ＆Ｔ環境

鹿島建設は萩原工業、Ｊ＆Ｔ環境と共同で、建設現場で廃棄される使用済みのプラスチック梱包材を、土のう袋の材料として再生利用できることを実証した。土のう袋のようなフラットヤーン製品（合成樹脂繊維製品）は、一度使用して回収した材料（ポストコンシューマ材料）を用いて再生することが技術的に困難だったが、同実証では鹿島の建設現場で分別・回収した使用済みプラスチック梱包材を用いて５万枚の土のう袋を連続的に製造できることを確認した。