廃小型家電の無人選別プラント実証を開始   産総研、大栄環境、佐藤鉄工

近年、スマートフォンなどの小型家電に含まれる貴金属やレアメタルなどの金属資源を回収、再利用する「都市鉱山」の活用が注目されている。こうした中、産業技術総合研究所、大栄環境、佐藤鉄工は共同で、スマートフォンやタブレットなど6品目の使用済み小型家電から、無人で電池を回収した上、金属資源を種別ごとに選別、回収するシステム「CEDESTシステム」の実証プラントを整備し、連続運転の実証試験を開始した。同システムは、安全な電池解体から選別回収までを自律制御で行い、貴金属・銅・レアメタルなどのリサイクルを高度化する。9月25日には実証プラントを設置した大栄環境グループのDINS関西(大阪府堺市)で記者説明および見学会を実施した。

 大栄環境1
DINS関西に設置されたCEDESTシステム実証プラント

電池解体・選別回収を自律制御、希少金属のリサイクルを高度化

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