東京農工大学農学部 高田 秀重 教授に聞く マイクロプラスチックに関する最新研究成果と国際規制の動向
海洋に流入したマイクロプラスチックは、吸着した有害物質が生物に影響を及ぼすとされてきたが、最新の研究では微細化したプラスチックが自ら含有する有害化学物質を排出することが明らかになった。こうしたマイクロプラ問題について環境省は、環境研究総合推進費で「海洋プラスチックごみ問題への対応」を重点課題と位置づけ、研究を支援してきた。同推進費を運営する環境再生保全機構(略称ERCA)は5月29日、徳島市で「環境研究総合推進費によるマイクロプラスチック問題の現状と研究について」と題したシンポジウムを開催する。そこでシンポジウムの司会を務める東京農工大学の高田秀重教授にマイクロプラスチックの環境影響や国際規制の最新動向について聞いた。

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