自然冷媒で脱フロンの動きが加速 地球温暖化対策の大きな希望 あかりみらい代表取締役 越智文雄氏に聞く
現在普及しているエアコンや冷凍機器などの多くは、冷媒としてフロン類(代替フロン)を使用している。しかし、機器の使用中や廃棄時にもれ出ることで温室効果ガスとなり、地球温暖化に影響を及ぼす。二酸化炭素を1とすると、その影響は1万倍以上となるとの分析もある。そうした中、フロン類に代わる選択肢として、地球温暖化係数が著しく低い、自然冷媒の導入による脱フロンの動きが広がっている。イオンは7月、2040年までに国内のイオングループ全店で代替フロンを使用しない冷凍・冷蔵ケースを採用すると発表した。そこで、その効果や種類、国内外での普及状況、課題や今後の展望などについて自然冷媒に詳しい、あかりみらい(札幌市)代表取締役で日本自然冷媒研究開発機構理事の越智文雄氏に聞いた。
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