確かな下水道をいつまでも(その4) ストックマネジメント手法に基づく計画的改築・施設再構築への取り組み

大阪市建設局下水道部 調整課担当係長 澤田 考正

1 大阪市の下水道施設の現状

大阪市は1894(明治27)年に近代下水道事業に着手しており、2024年度末で管きょの総延長は約4990キロメートル、13下水処理場59ポンプ場に約4600装置の下水道設備のストックを保有しており、 管きょおよび下水道設備の約5割が標準耐用年数を超過しています(標準耐用年数 管きょ:50年、下水道設備:20年)。

確かな下水道をいつまでも(その4) ストックマネジメント手法に基づく計画的改築・施設再構築への取り組み 大阪市建設局下水道部 調整課担当係長 澤田 考正_図1 下水道施設管理計画とストックマネジメントに関する他計画との関係図
図1 下水道施設管理計画とストックマネジメントに関する他計画との関係図

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