国が算定基準を統一化 国交省、建築物のLCC計算・評価で
国土交通省は国全体の約4割のCO2排出を占めるといわれる建築物分野で、建築から解体に至るライフサークル全体のCO2(LCC)を削減するためその算定や評価の制度構築を進めている。4日、仕組みを検討する「建築物のライフサイクルカーボンの算定・評価等を促進する制度に関する検討会」の第4回会合を都内で開いた。企業ら複数のLCCの評価ツールが混在し統一的な基準がない状況を受け、国が算定ルールを策定するべきなどと施策の方向性を示した。LCCの削減を促すための評価基準や、建築設計の際に参考となる用途・規模に応じた目安値を示し、これまでの建築物に対してどのように削減を図ったか取り組みを評価する方法の整理が必要だと指摘した。
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