確かな下水道をいつまでも(その5) 次世代MBRとA2O+3W処理法を組み合わせた

ハイブリッド水処理施設の導入とその運転状況
大阪市建設局下水道部 下水道資源循環課担当係長 前田 賢一


1 はじめに

大阪市(以下、本市)では、1894(明治27)年より近代下水道事業に着手しており、施設の早期供用開始の観点から合流式下水道を採用し、これまで下水道整備を進めてきた。中でも、市内最大の繁華街である梅田地区を処理区域に持つ海老江下水処理場は、本市で最も古い下水処理場の1つとして1940年より供用しており、施設の老朽化が進行していた。

確かな下水道をいつまでも(その5) 次世代MBRとA2O+3W処理法を組み合わせた ハイブリッド水処理施設の導入とその運転状況 大阪市建設局下水道部 下水道資源循環課担当係長 前田 賢一_図1 海老江下水処理場の3系水処理施設(Ⅰ期)位置図
図1 海老江下水処理場の3系水処理施設(Ⅰ期)位置図

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