循環型社会、脱炭素社会、分散型社会に向け機能強化 廃棄物・3R研究財団&3R資源循環推進フォーラム 令和6年度年次報告会
廃棄物・3R研究財団と3R資源循環推進フォーラムは10月30日、東京・KFCビルで令和6年度の年次報告会を開催し、令和5年度に実施した事業の報告をオンラインとのハイブリッドで行った。
梶原成元理事長は冒頭のあいさつで、「3R、資源循環、循環経済をめぐり、巨大な変化とうねりが起こっている」と現況を分析。また、「今年4月には従来の『3R活動推進フォーラム』を『3R・資源循環推進フォーラム』に名称変更した。資源循環・循環経済に関する国内外の課題を踏まえた取り組みを推進し、機能を強化していく」と今後の活動の指針を示した。
また特別講演として、環境省環境再生・資源循環局廃棄物適正処理推進課の松﨑裕司課長が「廃棄物・リサイクル行政の現状と課題について」を行った。
昨年度の調査研究報告としては、各担当者より「自治体における災害物対策のための人材育成」、「次世代静脈インフラの構築に向けた包括的研究」、「二酸化炭素排出抑制対策事業費補助金業務の実施状況」、「設計認定制度における指定調査機関業務の現況と関連調査報告」、「海外循環ビジネス支援センターの業務について」、「3R・資源循環推進フォーラムの取組状況」について説明を行った。