モジュール型潮流発電で世界に照準 電力をつくり、つなげ、使う ブルーナジー 海洋エネルギーシステム

「世界最大の発電所は海だ」。海洋エネルギーシステムの開発・販売を手掛け世界各国で実証を進めるブルーナジーソリュ―ションはそんな壮大な構想を描いて見せる。取締役事業開発担当・皆川昌三氏は話す。「特に潮流発電を含む世界の海洋エネ市場は2030年に4・2兆円前後、50年までに13・5兆円に拡大する見込み。その中で各地の海況に合わせた設計と現地製造を徹底する我々のモジュール型潮流発電システムは発電コストを低く抑え地域の発展に貢献する」。特許出願中の独自の電力輸送システムと組み合わせ海洋国・日本の津々浦々に埋もれている膨大なポテンシャルをつなぐ。他方、エネルギーを海でつくり、運び、使うネットワークに国境はない。脱炭素と分散型の電源を兼ねる潮流発電の特長を強化し世界の海に狙いを付けている。

モジュール型潮流発電で世界に照準 電力をつくり、つなげ、使う ブルーナジー  海洋エネルギーシステム_

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