PFAS/規制のすき間、業界の責務(上) 日本環境測定分析協会 小野寺 明 会長に聞く 精度管理「共同実験」を実施

アスベストに次ぐ新たなマーケットとして有機フッ素化合物(PFAS)に注目する環境測定・分析業界。2026年度から検査が義務付けられる水道水質のみならず、今回、国の検討で規制強化が見送られた環境中の分析についても業界を挙げ体制構築を急ぐ。「ニーズは確実に増えている。だが――」と警鐘を鳴らすのは日本環境測定分析協会の小野寺明会長だ。「不確かな測定値やダンピングの懸念がある。国には精度管理を徹底する信頼に足る機関が分析対応していくための環境づくりに期待したい」。規制の届かない領域へも広がりだした新たなニーズ。業界の責務を負う日環協に話を聞いた。

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