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使用済み紙おむつのリサイクルで連携協定締結 相馬市、タケエイ、瑞光、山形大学

福島県相馬市、TREグループのタケエイ、瑞光および山形大学の4者は、「使用済紙おむつのリサイクル技術推進に関する連携協定」を締結、先月27日に同市役所内で調印式を実施した。高齢化社会が進むにつれて、排出量が近年増加している使用済み紙おむつは、排泄物、パルプ、SAP(高分子吸水材)、その他プラスチック等から構成されているため再資源化が困難とされ、これまで各自治体が収集し焼却処分するほかなく、焼却炉への負荷や最終処分場の残余容量ひっ迫が課題となっている。こうした状況下で、使用済み紙おむつの燃料化によるリサイクル技術の推進、および再原料化の包括的なスキームの構築を目指して実証実験を行うべく、4者が連携協定を締結するに至った。

タケエイ・相馬市
調印式に臨んだ(左から)山形大学・黒田充紀米沢キャンパス長、タケエイ・阿部光男代表取締役社長、相馬市・立谷秀清市長、瑞光・梅林豊志代表取締役社長

公民学連携で処理困難物を循環資源に変革

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