積水化学工業、1Qは過去最高益を更新 価格改善と戦略的需要取り込みが奏功 

積水化学工業が発表した2027年3月期第1四半期連結決算は、売上高が3329億7000万円(前年同期比9.1%増)、営業利益が254億7900万円(同20.1%増)、経常利益が280億8400万円(同39.1%増)となり、いずれも第1四半期として過去最高値を更新した。親会社株主に帰属する四半期純利益については、特別損失の計上により127億9300万円(同2.7%減)と前年をわずかに下回っている。増収の主因は、エレクトロニクス分野における半導体向け需要の旺盛な取り込みや、中東情勢の緊迫化を背景とした管材製品などの前倒し需要を獲得したことにある。利益面では、原材料や部材価格の高騰に対し、販売価格の改善を徹底してスプレッド(利幅)を確保したことが大幅な増益に寄与した。

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