量子コンピュータでPFAS処理解析 光触媒、モデル化で新たな分解法開発も NEDO 非公表学生チーム支援、応用範囲広大に

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は一部で人への毒性が確かめられた有機フッ素化合物(PFAS)について、現在のスーパーコンピュータと比べても桁違いに高速な処理能力を持つ量子コンピュータにより光触媒で分解する過程をシミュレーション(モデル化)する研究を支援する。11日、量子コンを使ってPFAS分解をリアルタイムで解析する手法の開発を助けると明らかにした。この手法によりメカニズムを調べ、より効果的な光触媒の設計や、分解光を照射する最適条件を導く。大学生による研究のため代表者の所属等は非公表。量子技術によるモデル化のコンセプトを実証するのは世界初の試みとなる。来年度中にも結果を出す。

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