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マンホール情報(2025年10月20日) 受験生応援マンホールカード配布 

●熊本県玉名市は3日、合併20周年を記念し、特製のデザインマンホール蓋を制作し、設置した。

このマンホール蓋は市内の春出交差点付近の歩道に4箇所に設置されている。デザイン原画は熊本県出身でデビュー20周年を迎える漫画家、村田真優先生の作品「ハニーレモンソーダ」(集英社「りぼん」連載中)で、村田先生と集英社の協力により、4種類のデザイン画のマンホール蓋が制作された。市では、設置されたマンホール蓋を現地で見てもらい、下水道への興味や理解を深めてもらうことを期待している。ただし、マンホール蓋を観察する際や写真撮影を行う際は、通行の妨げにならないよう周辺の安全に注意するよう呼びかけている。

●兵庫県洲本市は、受験シーズンに合わせて合格祈願のお守りとしてマンホールカードを配布し、受験生を応援している。

マンホール蓋の形が丸く"落ちない"ようになっており、表面に凹凸があることから"すべらない"という意味が込められ、合格祈願のお守りとして人気を集めている。洲本市の蓋は、12月中旬から3月中旬に花を咲かせるスイセンの花が描かれたデザインで、"受験シーズンに花が咲く"、図柄が"推薦に〇"と、縁起が良い特徴のカード。受験生や資格取得の方々から好評を得ている。

昨年は受験シーズン中に約200枚のマンホールカードを受験生に授与し、志望校合格の報告を受け取った。今年度も、窓口で受験生(またはその親族)と申告した方に対して、授与袋に入れてカードを渡している。

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●岩手県紫波町は16日、"未来に残したい紫波町の魅力"をテーマにしたマンホールデザインコンテストの結果を発表した。

このコンテストは、日頃の暮らしを支える下水道への理解と愛着を持っていただくことを目的としており、紫波町内だけでなく全国から165件もの作品が集まった。選考委員会による厳正な審査の結果、最優秀賞と優秀賞が決定した。

最優秀作品では、紫波町の特産品であるフルーツ(りんご、ラフランス、ぶどう、シャインマスカット)と、自然と調和した風景の美しさ(東根山と田んぼ)を版画風に表現されている。また、優秀作品では、県内唯一の自転車競技場、名産のブドウ、町の花キキョウ、町の鳥ツバメを輪にデザインし、マンホールなので四方から楽しめるように描かれている。さらに、その隙間に描かれたのは伝統模様である「青海波」で、未来永劫という意味が今回のテーマに合うと考えられている。

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