「非化石価値取引について」経産省まとめ(抜粋) 総合エネ調電力・ガス基本政策小委作業部会に提示 FIT証書の約定量が2倍近く増加
GHGプロトコルの見直し議論など注視
経済産業省は「非化石価値取引について」と題する資料を、2024年の9月27日と12月24日に開いた総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)電力・ガス基本政策小委員会の制度検討作業部会に提示した。それによると、再エネ価値取引市場の非化石FIT証書について、属性(トラッキング)情報が証書価格に反映されるよう制度を見直した後で初となる24年度第1回のオークションでは、その約定量が前年度の第1回に比べ2倍近く増加したとしている。また、今後、非化石証書のさらなる見直しを図る際には、「GHGプロトコル」の見直し議論などを注視しながら、需要家のニーズに応えられる仕組みとしていく視点が必要不可欠などとしている。以下、同資料の内容を抜粋して紹介する。

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