新刊 『下水汚泥処理の維持管理』 東京都下水道サービス
東京都下水道サービス
(TGS)は9月1日、『下水汚泥処理の維持管理』の改訂版を発売する。初版は2005年の発刊で、東京23区の全て(5カ所)の汚泥処理施設管理業務の受託を通じて培った豊富な経験と創意工夫による技術を、現場に即した運転管理・保全管理のノウハウとして盛り込んだ。
発刊後20年が経過し、生活様式の変化、人口減少や少子高齢化、維持管理費の増加、エネルギー問題、地球温暖化防止対策の推進など、汚泥処理を含む下水道事業全体を取り巻く環境や社会情勢が変化したことを踏まえ、昨年1月に、下水道設備の高度な技術力と経験を持つ東京下水道設備協会と協力し、同書の改訂を進めてきた。
今回の改訂では、TGSが40年にわたり蓄積したノウハウを集結しつつ、下水道事業の持続性の確保と社会課題の解決に役立てるため、初版のテーマである「実務に役立つ実用書」を継承しながら、改訂のテーマを「下水汚泥処理の教科書」と定め再編した。
下水汚泥処理に関する計画的維持管理や技術革新、新たな動向を取り込むことで、維持管理の現場で活躍する技術者だけではなく、下水道事業に関連する事業者に幅広く活用できる一冊。
定価1万9800円(税込み)。購入は同社HP(https://www.tgs-sw.co.jp/)から。
