有機燃料のCO2回収 電力・水素生成の実証試験 JFEエンジ、大ガス
JFEエンジニアリングと大阪ガスは6月27日、共同で世界初という「ケミカルルーピング燃焼原理を用いた電力・水素・CO2同時製造技術」に関する実証試験を開始すると発表した。バイオマスや有機廃液を燃料とし酸化鉄などの金属酸化物中の酸素を使って燃焼させることで、高純度のCO2を分離・回収する技術。燃料と反応し一部の酸素を失った金属酸化物は空気と反応してクリーン電力を発電する高温の蒸気として利用できる。バイオマスや有機廃液を水と反応させクリーン水素も生成させられる。

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