温暖化で激減、自民「ワサビ」議連設立
地球温暖化による水温上昇などで生産量が激減している国内産ワサビの回復を目指した自民党の「ワサビ振興議員連盟」の設立総会が14日、国会内で開かれた。会長には鈴木俊一財務相(衆院岩手2区)、幹事長は井上信治党環境・温暖化対策調査会長(衆院東京25区)、事務局長は務台俊介前環境副大臣(衆院北陸信越ブロック)が選出された。主な生産地は長野県、静岡県、岩手県で全国年間生産量1885㌧、生産額29億円(ともに2021年実績)のうち約9割を占めている。東京都(奥多摩町)も生産額では第4位だ。