廃食油由来のバイオパラキシレンを使用したペットボトル サントリーが世界初の商品導入

サントリーグループは、使用済み食用油(廃食油)由来のパラキシレン(バイオパラキシレン)を用いて製造したペットボトルを、一部商品に11月以降順次導入する。バイオパラキシレンで製造されたペットボトルは、従来の化石由来原料から製造したペットボトルに比べて大幅なCO₂排出量削減に貢献できるもので、商品への導入は世界初となる。今回の同社商品への導入は飲料用ペットボトル約4,500万本分にあたり、さらなる拡大に向けて検討を進めていく。すでにラボベースではバイオ由来100%のペットボトルも完成しており、今後もバイオマスや使用済みプラスチックなど、さまざまな素材によるペットボトル製造を模索していく考えだ。

サントリー2
テレフタル酸を廃食油由来とし実用化

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