建材のアスベスト 分析機関間で技能試験 実施の任意団体が23日に発足 品質保証など業界の健全な発展へ
アスベスト分析業界の健全な発展に向け、米国等で導入事例がある分析機関間の技能試験(ラウンドロビンテスト)のプログラム構築に取り組む任意団体が1月23日に東京都内で発足する。名称は「アスベスト分析ラウンドロビンテスト委員会」で、建材の分析結果の第三者評価等を行うことにより、現行の「分析調査者」のさらなるレベル向上や、分析機関の精度管理と品質保証の仕組みづくりなどを目指す。同委員会には計17の分析機関が参加する予定(2024年12月16日時点)で、会長には東京工業大学の村山武彦教授、委員長には国立環境研究所の山本貴士主幹研究員が就任する予定。今後、24年度内に試行し、その成果を踏まえ、25年度以降に100機関以上の対象を目標に実施する方針。
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