財政審建議 排取制度の着実な導入を GX経済移行債の償還財源確保で

財政制度等審議会(財務相の諮問機関、会長=十倉雅和経団連会長)は5月29日、「歴史的転換における財政」に関する建議をまとめ、鈴木俊一財務相に提出した。それによると、主な環境関係では、GX経済移行債の発行で調達される20兆円規模の投資について、温室効果ガス(GHG)の排出抑制に効果的でない施策に使われることがないよう、使途の明確化や投資効果の検証・開示にしっかり取り組むとともに、カーボンプライシング(CP)による償還財源の確保状況もよく注視していく必要があるとしている。

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