廃プラ分解油によるケミカルリサイクル製品の製造開始  三井化学

三井化学は、サーキュラーエコノミーの実現に向けて、CFP(広島県福山市)から調達した廃プラスチックを原料とした熱分解油(廃プラ分解油)を、3月に大阪工場(大阪府高石市)のクラッカー(ナフサを分解する装置)へ投入し、マスバランス方式によるケミカルリサイクル由来の誘導品(化学品・プラスチック)の製造・販売を開始した。併せて花王とケミカルリサイクルによる循環型スキーム実装に向けた検討を開始。3月22日には都内で3社の関係者が出席し、「三井化学『ケミカルリサイクル新事業』プレス発表会」を開催した。

三井化学
発表会に臨んだ(左から)花王購買部門の矢野政志特命統括補佐、三井化学グリーンケミカル事業推進室の丸山大輔室長、CFPの福田奈美絵代表取締役

日本初のバイオ&サーキュラークラッカーを実現

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