カーボンゼロへの挑戦(91) 伸び悩む陸上風力、地域共生が最大課題 再エネ促進制度など活用した立地拡大に注目
陸上風力発電をめぐる環境は近年、厳しさを増し、停滞傾向にあるのが実情だ。第7次エネルギー基本計画では、2030年度導入目標量について17・9ギガワットと設定。再エネでは太陽光発電に次いで2番目の規模となっている。しかし昨年度末における導入実績は、19年度比で1・8ギガワット増の計6・0ギガワットにとどまっている。一方で再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)やフィードインプレミアム制度(FIP)の認定を取得しながら未稼働となっている容量は10・2ギガワットと、他の再エネ設備と比べて突出して多くなっている。
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