PFASを医薬材料に転換 名古屋工大 有用物合成、基盤技術化へ

名古屋工業大学の研究グループは9月24日、有機フッ素化合物(PFAS)の構造である炭素―フッ素(C―F)結合を銅触媒で活性化し、他の有用な機能を持つ分子に合成できるスチレン類の二官能基に転換する技術開発に成功したと発表した。これにより投入するPFASに対して最大99%の高い割合で46種類の有用分子を得られた。医薬品や材料開発に幅広く応用できる。フッ素化合物の新たな活用法を開拓し、資源循環や環境問題解決に向けた基盤技術としても期待する。

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