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2025年 我が社の環境ビジネス戦略 アクトリー 代表取締役社長 水越 裕介 氏 「環境を守る装置」の構築を同志・顧客とともに

生産性の向上と効率化に向け、部門が主体的に動く改革を

――2024年を振り返って。

当社の事業は、営業、販売、設計、製造、建設、試運転と長期に及ぶ事業活動の後に代金の回収があるが、24年度はその端境期に当たり、売り上げ的には110億円から120億円程度になろう。ダイオキシン類規制の時に納入した焼却炉の更新は一巡したが、地道な営業活動を行っており受注はコンスタントだ。サーキュラーエコノミーを考えると、焼却に使う燃料よりもそれ以上のエネルギーが得られるような発電効率のよい機械の提案が必要だが、物価の高騰で建設費が膨大になり投資効果が上がらない状況だ。産業廃棄物発電はFITの適用外で売電価格が安いので採算的に厳しく、発電を諦めて小規模の単純焼却を選ぶ顧客もある。相対的に燃やす廃棄物は減少化傾向で、特にプラスチックごみは原料に戻す技術の進歩やRPF化が進んでいることから減少している。

2025年 我が社の環境ビジネス戦略 アクトリー 代表取締役社長 水越 裕介 氏 生産性の向上と効率化に向け、部門が主体的に動く改革を 「環境を守る装置」の構築を同志・顧客とともに_アクトリー 代表取締役社長 水越裕介氏
アクトリー 代表取締役社長 水越裕介氏

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