DNA情報のその場検出へ 大阪大など、「ヒータ内蔵型ナノポア」開発

大阪大学の筒井真楠准教授、小本祐貴助教、川合知二招へい教授らの研究チームは7月30日、DNA情報をその場で読み取る新たなナノデバイスを開発したと発表した。DNA情報を得られるようにする1本鎖化と、その場での検出を同時に可能にする技術で、疾病診断や個別化医療、災害現場などで素早く手軽に遺伝子情報にアクセスできるようにする。

DNA情報のその場検出へ 大阪大など、「ヒータ内蔵型ナノポア」開発_ヒータ内蔵型ナノポアを用いた局所熱によるDNA1本鎖化とその場1分子検出の様子
ヒータ内蔵型ナノポアを用いた局所熱によるDNA1本鎖化とその場1分子検出の様子

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