PFOSとPFOAの健康影響 TDIを各20ナノグラムに設定 食品安全委部会が初の評価書案

内閣府食品安全委員会の作業部会は26日、発がん性が指摘されている有機フッ素化合物(PFAS)の健康影響に関する初の評価書案をまとめた。それによると、3つの対象物質のうち、PFOSとPFOAについて、動物試験の結果から算出した指標値として、人が一生涯にわたり食品から摂取し続けても健康に影響が出ないと推定される「耐容1日摂取量(TDI)」を、体重1キロ当たりそれぞれ20ナノグラムと設定している。PFHxSについては、評価を行う十分な知見が得られていないため、TDIの算出は困難としている。

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