総会フラッシュ(7/10)
レジン製品協会 「環境への貢献」キーワードに前進
日本レジン製品協会は5月30日、東京都千代田区のホテルルポール麹町で2024年度定時総会を開催した。任期満了に伴う役員人事では堤篤彦会長が再選された。
同協会は23年度事業として、脱炭素化推進を念頭に協会加盟社の製造工程におけるCO2排出量の調査、茨城県つくば市で無電柱化エリアの視察を行うなどした。今年度は環境課題に対する方向性の検討および活動の推進を図っていく予定。
総会冒頭に堤会長は、国内で発生するCO2の7%近くがセメント分野から排出されている現状に触れた上で、「(温室効果ガス排出量の少ない)レジン製品の出番がやってきた。材料メーカーの協力も得ながらさらに技術のブレイクスルーを進めることで、レジン業界の裾野が広がっていくと期待できる。今年度は、『環境への貢献』をキーワードに協会活動を進めていく」とあいさつした。

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