COP28のGST成功に貢献 G20サミットが首脳宣言採択 国連 あらゆる分野でシステム変革を
インドのニューデリーで開かれていたG20サミット(主要20カ国・地域首脳会議)は、初日の9日に首脳宣言を採択し、翌10日に閉幕した。首脳宣言によると、気候変動関係では、気温目標を含む「パリ協定」達成への取り組みを加速させ、資源を拡充するとしている。また、11月にアラブ首長国連邦のドバイで開かれる国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で、緩和、適応、実施手段および支援に係る気候行動の強化を推進する「第1回グローバル・ストックテイク(GST)」の成功に貢献するとしている。一方、国連は8日、この第1回GSTの技術対話に関する報告書を発表。パリ協定の1・5℃目標達成に向けた「窓」は急速に狭まっており、あらゆる分野でシステム変革が必要だと警鐘を鳴らしている。

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