「高北清掃センター」が本格稼働 焼却施設はプランテックの竪型ストーカ炉採用

茨城県高萩市、北茨城市の2市で構成する高萩・北茨城広域事務組合が運営する廃棄物処理施設「高北清掃センター」は2023年4月に稼働開始し、安定した運転を行っている。同施設は安全かつ効率的なごみ処理を行うために、燃やせるごみを処理する「エネルギー回収型廃棄物処理施設」、燃やせないごみ・資源ごみ・粗大ごみを処理する「マテリアルリサイクル推進施設」を備えた総合的な一般廃棄物中間処理施設。焼却施設にはプランテック(大阪市)製の「竪型ストーカ式焼却炉」を採用。高カロリーなものから低カロリーなものまで多様な廃棄物を完全燃焼できる。また、同社の自治体向け竪型ストーカ炉にボイラ発電設備を備えた初めての施設である。発電した電力は施設内で使用し、余剰電力は電力会社に売電する。

高北清掃センター1
2市の廃棄物を処理する高北清掃センター

高萩・北茨城2市の廃棄物を処理

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