バイオジェット燃料 国産特許技術で「アネックス2」準拠 国内初、NEDO事業で製造に成功

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は7日、環境エネルギー(広島県福山市)、北九州市立大学およびHiBD研究所(北九州市)の3者が、国産の特許技術により、持続可能な航空燃料(SAF)の国際規格である「ASTM D7566」の中で、廃食用油や植物油などの脂肪酸エステルの水素化により燃料を製造する技術の規格である「アネックス2」に適合したバイオジェット燃料の製造に国内で初めて成功したと発表した。バイオジェット燃料の製造に適した新しい触媒やプロセスを開発することで、既存の技術より低圧力・低温度での製造を可能にした。今後は、今回開発したバイオジェット燃料製造プロセスの商用化に向け、現在整備しているパイロットプラントでの連続運転を目指す方針。

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