プラ条約交渉会合 ポリマー生産制限などで対立

プラスチック汚染に関する国際条約の策定に向け、5月29日からパリで開かれていた政府間交渉委員会の第2回会合が2日、閉会した。今回の会合では、条約の義務として、多くの国から1次プラスチック・ポリマーの生産制限や、問題のある避け得るプラスチック製品および懸念のある化学物質やポリマーの使用の禁止、段階的禁止または削減を求める意見が出された。一方、日本を含む各国は再利用およびリサイクルの促進による対策の重要性などを主張し、対立した。今回の議論の結果、11月にケニアのナイロビで開催予定の第3回会合までに、議長が条文の素案(ゼロドラフト)を作成することとなり、今後の動向が注目される。

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