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浸水対策に有効な雨水貯留製品・技術 大型地下遊水池を短期で施工 プレキャスト雨水地下貯留施設協会

工法の概要

プレキャスト式雨水地下貯留施設はコンクリートを用いたプレキャスト(工場生産品)であり、以下の優れた特性をもっている。耐震性能に優れ、レベル1地震動、レベル2地震動でも安全である。現場でコンクリート敷設する工法に比べ高品質にでき耐久性が向上する。施工工期の短縮と、施工の省力化ができる。施工時に資材搬入が少なく、周辺地域への影響緩和、作業環境の改善がなされる。雨水貯留槽は地下式である。土地の有効利用が図れ、オープン式と比較して雑草や害虫の発生が少ない。貯留槽の内部が空間であることにより点検,清掃時の維持管理が容易である。雨水利用槽の大きさを調整して、雨水の流れを制御することにより、初期雨水のみの放流や雨水利用槽への貯留を可能にする。

浸水対策に有効な雨水貯留製品・技術 大型地下遊水池を短期で施工 プレキャスト雨水地下貯留施設協会_スタンド型H=3000
スタンド型H=3000

工法は、雨水貯留浸透技術協会より技術推薦認定として技術推薦書が発行され、また、日本下水道新技術機構と共同研究を行い、設計(耐震)、施工、積算についてマニュアル化されている。2020年3月にマニュアルの改訂版が発行された。主な変更点は地下水漏水に備えた防水工法等の一本化と諸経費見積りの変更である。

工法の実績

昨年度まで約163万立方メートルの貯水槽を施工したが、1件当たりの貯水量が1637立方メートルと大きいのが特徴だ。993件の施工実績の内最も多いのが関東甲信静岡の476件だ。昨年度実績は全国17件、1件当たり貯水量は約1579立方メートル。地上部の利用方法で最も多いのが公園で10件、ほか駐車場などである。貯留水の排水は自然放流6件、ポンプ排水10件となっている。

浸水対策に有効な雨水貯留製品・技術 大型地下遊水池を短期で施工 プレキャスト雨水地下貯留施設協会_